まだ薄暗い函館に到着。

 青森までは、JR東日本の管轄。そこからはJR北海道。
電車酔いの吐き気と戦いながら、仙台を過ぎたあたりに乗務員さんに函館での機関車の連結の情報を聞きに行きました。いかんせん、詳しいことを調べていなかったので心配になりまして。
そしたら
「私ら青森までなんで、よくわからないんですよ」
 ……。両社の間には津軽海峡より広い溝があったのでした。
 青白い顔をしてよろよろしながら縋るような目で見ていたのを不憫に思ったのか、

●函館駅はスイッチバックだから、機関車は今の最後尾に付くよ。
●連結を見物する時間はちゃんとあるよ。

 と、教えてくれました。
 それだけでもありがたい。反対に走って行くポカをしないで済むというもの。

 乗り物酔いの不思議なところは、地上に足が着くとケロッと治るところでして。
函館駅に着く前からドアの開き待ちして、全速で最後尾へ走ったのに!
すでに三脚にビデオを取り付けた兄ちゃんに、ベストポジションを取られていたっっ。

ビデオなんか回されちゃ、その前に出ることなんてできゃしない…。くそ。 しかも邪魔〜。

 

 

 




DD51形ディーゼル機関車。
重連です。かっこ頼もしいです。
調べたところによると、ここからは、かなりきっつい山を登らねばならず、機関車2台でがんばって引っぱるとのこと。



先頭の機関車。年季が入ってるこのボディ。
ウィキってみたら、この「函」「重」のような札があるのは、もう、北海道のDD51だけなんだそうですよ。



 やっぱり、かっこいいな〜

2つ目の天国でした。