初歩的だよワトスン!! シリーズの6で、宝石をやったのですが、その中で 「ジェット」を取り上げました。 英語でJet 和名だと黒玉(こくぎょく) ヴィクトリアン・ジュエリーの代表がカーバンクルと呼ばれた「ガーネット」だとすると、 ある意味、裏の代表とも言えるのではないかとも思ったりします。 本の中でジェットでつくられたボタンの写真を出したのですが、モノクロ印刷。 いくら元もと黒とはいえ、カラー写真の説得力は強力です。 百聞は一見にしかず。 せっかく貸していただいたのだし、おひろめさせてもらいます! Tさん! ありがとう!
まず、ひとつめ。植物をモチーフにしてあります。 実の部分にカットが入っているのが光ってかわいらしい ボタンです。 ホコリが歳月を感じさせます。
裏はこんな具合に糸を通す穴がついてます。
実は大きさはこんなもの! なぜならお人形用の洋服に使うつもりで選ばれた ボタンなのでした。
2種類めはこちら。 何と、台紙付き! ★をモチーフにした一品です。 台紙のデザインにもご注目。
裏側はこんな感じです。 質感が、こちらの方が柔らかそうに見えます。
やはり可愛らしいサイズのもの 。
どうでしょうか、ジェットの感じがつかめたらよいのですが。 貴婦人の身につけるジュエリーとなると、めちゃくちゃゴージャスでピッカピカにカットしてあるのが普通 みたいです。 そして、このボタンを見せてもらったときに、つい、一緒に借りてしまった アンティーク・レースもついでにどうぞ(^.^) こういうものが、年月を経てちゃんと残っているのが、なんとも素晴らしい気分にさせてくれます。