ものの本によると、鉄道の発祥地はイングランドだそうです。 |
1871年というと… |
そしてお次は 1290形 蒸気機関車 善光号 1875年および1881年にイギリスから輸入 1873年および1881年製造 マニング・ウォードル社製造 Manning Wardle & Co.,Boyne Engine Works 大宮 鉄道博物館に展示保存 |
この子が1873年、1881年、どちらの製造なのかはわかりません! が、!
1881年と言えば?! ホームズさんとワトスンさんの出会いの年!(といわれている年!) ひゃっほう! そう思えばテンションも上がる? 二人並んで、この機関車が通るのを見たやも?! 日本では、鉄道工事用に使用されていたそうです。重いレール運んだりしたんでしょうか。 力持ち。たくましい。もくもくと働く。 そんなイメージが日本人には強かったのか、どうも機関車は日本では「男」らしい。 でも、イギリスとかヨーロッパでは「女」。 先の1号もそうだけど、黒に金に赤で煙突細いってのは、かなり女性らしい姿。 日本製の機関車の太身で黒一色は、かなり男らしい姿。 「女性」だからなのか、かなり運転室がおしゃれ! 見てください、これ! |
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やっばり、黒と金! 下から上からのライトアップに映える映える!
舶来物は違うな〜! と、つい思ってしまう美しさ。 こんな綺麗な機関車に、「善光」? 何やら、いわれのある名前らしいですが…それにしても、色気なさすぎ。 |
マニング・ウォードル社は、イギリスのウェストヨークシャーにあるリーズのHunslet(多分ハンスレット)という町にあった蒸気機関車メーカーだそうです。
前身の会社は1812年に設立。いろいろあって、この名前の会社になったのが1840年。1927年に閉鎖。バルカン・ファウンドリー社より老舗? でも、ヴィキの内容の量ではバルカン・ファウンドリーにかなり負けてます。町も鉄道臭さでは、かなりニュートン・ル・ウィロウズに負けてます。 |
そして、
ED17形式 1923年(大正12年)東海道本線 東京〜国府津間 電化用にイギリスから輸入 イングリッシュ エレクトリック社製 English Electric & Co., 大宮 鉄道博物館に展示保存 電化しました。電気で動く汽車です。 1923年 ホームズさん69才。「最後の挨拶」の9年後。 「這う男」が発表された年です。 同じイギリス製なのに…なんなんでしょうこの色気の無さ。 重いチョコレートのよう…。 でもどうやら色は日本で塗られたらしい。どうしてこう、地味な色が好きなんだろうなぁ。こいつの兄弟は、イギリスでは赤、ニュージーランドでは赤とか黄色とかで塗られていてかわいいのに。 「どこかイギリスらしいところはない?! 」 と騒ぐ私に 「あっ! ここ!」 と、いっしょに行った同僚(女)がみつけてくれたのがこれ。 鉄骨をそのまま使ったような車両側面にあった浮き彫り。 逆さに取り付けられてます。 DALZELL * STEEL 冠のマークがイギリスらしいということで。 ダルツェル スチール はイギリスの鉄鋼会社。 1871年設立。でも1967年にはブリティッシュ・スチールに統合されたそうです。 1960年代のイギリスは、いろいろと転換の時期だったのですね。 イングリッシュ エレクトリック社は1918年に設立されて今も健在。 家電から誘導ミサイルまで作ってるらしいよ。 |
以上、大宮の鉄道博物館に展示保存中の車両から、ホームズさんの生きた時代のイギリス製を抜き出してみました。 |