その5
 羽田空港に足りないモノ…

それは、フィルムの種類。
今回の花火撮影で必要だった、ISO100のフィルム。
買わなきゃいけないと気づいた時にはもう前日。詰めの甘い私でしたが
「空港の店に売ってるでしょう!」
と高をくくっていて大失敗。

あの広い羽田空港の店を歩き回り、あったのは
ISO400と、なんでか ISO1600。
しかも、1600は1カ所のみにひっそりとありました。埃かぶって。
今時フィルム使ってる人はいないから…と思ったりはしてみたけれど、
ならば、何故置いてあるのか?!  APSフィルム!

同じ置くなら売れていない ISO400を20本だけより、
100、200、400、800と バリエーション増やした方が
売れるんでないかい?! マーケティングの基本でしょ?!
と、自分の準備不足を棚に上げて怒りながら探し歩きました…。

ということで、いざという時、羽田空港のお店は頼りになりませんのでご注意を。
(頼らないのが普通だというのは言わないでください)

結局、層雲峡温泉にただ一軒のコンビニに、山のように売ってました!
さすが、わかってらっしゃる! っていうか、準備の足りない仲間がいるのね!


と、いうことで、誰に頼まれたわけでもなく、自分でやりたくてやった
今回の撮影大会。
今こうして思うのは
「やっぱりカメラいじるのは面白いな…」です。
でも、絞りがどうとか、シャッター速度がどうとか、やるのは苦手なのが判明。
あくまでも適当に、ゆる〜く楽しむのが調度いいなと思うわけで。

そして、今回の旅行の間に転んで右手を捻挫しただけでなく、実はカメラも道連れにしてしまいました! 保険に入ってたから、「帰ったら修理に出そう」なんて軽ーく考えていたのですが…機種が古すぎて部品がない! 修理不能!! とメーカーからさじを投げられた次第。

あえなく、フィルム一眼レフ撤退となりました。
今、保険屋さんから返ってきた大枚を前に
「…何を買ったらいいのやら?」途方に暮れております。

と、いうことで、今回は一巻の終わり。

ここまでのおつき合い、ありがとうございました!